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これまで養護教諭の養成に特化した教育を行ってきた「子どもケア専攻」は、2013年4月より、「養護教諭コース」と「子ども心理コース」に分離し、各々の専門性をより深めた学びを充実させていきます。 ※2つのコースで募集区分が異なりますのでご注意ください。

養護教諭コースについて

学校現場でのあらゆるニーズに、幅広く応える養護教諭を養成する。

例えば校庭でケガをした子どもに対して救急処置を行う際に求められるのは、医療現場における臨床看護の技術ではなく、保健室の限られた設備環境のもとで治療を行うための看護の技術です。また、その看護技術の背景には、子どもに特化した医療の知識が必要になります。このような幅広い学校現場のニーズに応えるため、養護教諭コースでは、学びのすべてを学校現場における、という前提で構成することで、時代のニーズに即した養護教諭の養成をめざしています。病気やケガだけでなく、いじめや不登校、摂食障がいといった子どもの問題が時代とともに多様化するなか、学校保健の中核を担う存在として、養護教諭へのニーズはますます高まっています。

養護教諭コースの特色ある学び:養護(学校保健)分野に強い学び

学校保健の中核的存在として、教育現場の幅広いニーズに応えられる力を養う。

養護教諭には、健康管理や保健教育、保健室を管理運営するマネジメント能力、コミュニケーション能力など、幅広い知識とスキルが求められます。そこで養護(学校保健)分野の学びでは、「養護教諭とは何か」という基本的、かつ根本的な理解からスタートし、養護教諭としての現場経験豊富な教員による授業や、職務を体験的に学ぶことができる実習を通じて、卒業後に即戦力として活躍できる力を養います。

【ゼミナール】

「生活習慣」「危険行動」「性教育」など、興味を持ったさまざまなテーマで研究を深めるとともに、その研究プロセスにおける論理性の検証から、客観的に子どもを見つめる視点も身につけます。

養護教諭コースの特色ある学び:医療分野に強い学び

現役の医師や医学博士による講義で、子どもの健康と病気に関する専門知識と技能を習得する。

近年の少子・高齢化社会において、教育現場では保健医学領域をしっかり学んだ養護教諭が不足していると言われています。こうしたニーズに応え、子どもの成長と発達の支援の、中心的役割を担い得るための医療系講義が充実。数多くの医師や医学博士から、子どもの健康や病気に関する専門知識と技術、問題解決能力を学びます。

【ゼミナール】

健康に関する情報があふれるなか、科学的な根拠を基に判断できる力が必要です。ゼミナールでは、資料収集やディスカッションを通じて自ら考え判断し発信できる能力を磨きます。

養護教諭コースの特色ある学び:看護分野に強い学び

不測の事態への適切な対応と、保護者や主治医への的確な情報共有は、養護教諭が備えるべき「看護」の力。

養護教諭に求められる看護の基本は「人命の救助」と「苦痛の軽減」、「病気やケガの予防のための健康教育」。そのための知識・スキルとして体温や血圧、脈拍などの正確な計測、バイタルサインのチェックといった正しい看護法を身につけます。また蘇生法や止血法など、さまざまな救急処置についても実践的に学びます。つまり、それらの力は、不測の事態への適切な対応だけでなく、保護者や主治医へ的確な情報提供ができる、養護教諭に求められる力なのです。

子ども心理コースについて

こころの側面から子どもをケアできる、子ども心理のスペシャリストの育成をめざす。

潜在的に鬱病を抱える子どもや、軽度発達障がいを持った子ども、家庭の経済的な事情から人間関係に消極的になってしまっている子どもなど、一見周りからは気づかれないけれども、健全な発育・発達を妨げるさまざまなこころの問題を抱えた子どもが、年々増加していると言われています。そこで子ども心理コースでは、そのような子ども一人ひとりが発する「サイン」に気づき、適切なこころのケアができるように、多面的な心理学の知識やカウンセリングの技術、社会福祉の観点からさまざまな機関と連携できる視野などを養う学びを充実させることで、心理に強い小学校教諭をはじめとした、子ども心理のスペシャリストの育成をめざしています。

子ども心理コースの特色ある学び:心理分野に強い学び

カウンセリングマインドを磨くための心理学領域。「認定心理士」の資格も取得可能。

認識がどのように発達していくかという「知的」な側面、人とどうかかわりを築いていくかという「関係性」の側面、この2つの側面から子どものこころを理解していきます。また、発達の遅れや偏り、歪みについても学び、さまざまなケースに対応できるカウンセリングマインドを養います。 「認定心理士」の資格取得も可能です。

【ゼミナール】

学校現場で年々増加していると言われる心理的な要因による子どもの病気に対応するため、医師や保護者と連携しながら問題を解決できる力を身につけます。

子ども心理コースの特色ある学び:社会福祉分野に強い学び

特別支援が必要な子どもの本質的な課題を、社会全体で解決するための方法を習得する。

こころの問題を抱えた子どもに対応する際に、目の前の子どもだけでなく、生活の基盤である家庭の問題を解決しなければならないケースも少なくありません。社会福祉分野の学びでは、養護施設やNPOなど、地域社会の各種機関にはどんな役割があり、どう連携すればよいのかといった理解を深め、社会全体で子どものこころの問題を解決する力を養います。