
※2023年3月卒業生実績
【公立学校養護教諭】愛知県、名古屋市、岐阜県、三重県、静岡県、浜松市、長野県、新潟県、富山県、福井県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、福島県、大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、兵庫県、広島県、山口県、愛媛県、岡山県、大分県、宮崎県、北海道、沖縄県 など 【私立学校養護教諭】愛知県、名古屋市、岐阜県、三重県、浜松市、東京都 など 【教育関係職員】特別支援学校(愛知県、静岡県、東京都、名古屋市)、市立小中学校(名古屋市、豊田市、一宮市、安城市、長久手市、刈谷市、岡崎市、東海市、豊橋市、瑞浪市、四日市市、鈴鹿市 など)、市町村適応指導教室(名古屋市、東海市、東郷町、豊橋市、岡崎市、知多市、鈴鹿市 など) 【行政職公務員】岐阜県、江南市、蒲郡市、刈谷市、常滑市、碧南市、飯田市、湖西市、中津川市 など 【医療機関・団体・一般企業 など】日本赤十字社、名古屋記念病院、地方独立行政法人静岡県立病院機構、順天堂大学医学部附属静岡病院、学校法人藤田学園、公益財団法人愛知県健康づくり振興事業団、愛知県厚生農業協同組合連合会、全国労働者共済生活協同組合連合会、社会福祉法人豊橋市福祉事業会、JTB、東海旅客鉄道(JR東海)、日本生命保険、第一生命保険、さなる、ミキハウス、日本郵便 など
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詳しく見る閉じる特に印象深かった授業は「健康相談の理論と方法」です。子どもの心理を学びながら、目線の合わせ方、会話の間の取り方など、カウンセリングの知識と技術を習得できました。3年次の「養護実習」では、クラスに馴染めなくなった児童に対応する機会がありました。「助けを求めたいけど今は何も話したくない」という葛藤が読み取れたので、カウンセリングのスキルを活かし、あえて話しかけたり、聞いたりせずに待っていたところ、徐々に悩みを打ち明けてくれるように。子どもの様子から心理状態を理解し、それに合わせたケアを実践できたことで、自信を持って採用試験に臨むことができました。これからも子どもの心身の様子をしっかりと見つめ、信頼される養護教諭をめざします。
※掲載内容は在学時に取材した
2023年2月末現在の情報です。閉じる
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詳しく見る閉じる私が4年間で一番力を注いだのは「保健科教育法Ⅰ~Ⅳ」の授業です。2年次に小学校、3年次に中学校と高校、4年次に特別⽀援学校での保健科教育について、それぞれ1年かけて学び、その集大成として、自分で指導案や教材をつくって模擬授業を行いました。6~18歳で身につけるべき保健の知識を段階的に学べたことで、年齢ごとに必要な知識や伝え方の違いが明確になりました。小中学校の「教育実習」では、要点を押さえて授業を進めることができ、応急処置を教えた中学生からは「もっと教えて」と言われるなど、興味を促すこともできました。就職後は、保健室での対応はもちろん、授業や掲示物などを通して子どもたちみんなが心身の健康について学べる場をつくり、ケガや病気の予防とケアに努めたいです。
※掲載内容は在学時に取材した
2022年2月末現在の情報です。閉じる
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詳しく見る閉じる大学では、病気やケガの手当てはもちろん、心理の学びも深めました。特にカウンセリングを学ぶ授業では、相談者、カウンセラー、観察者、それぞれの立場を体験しながら、子どもが安心できる話し方や環境を具体的に理解できました。「養護実習」で実践したところ、児童から「人と話すのが苦手だったけど、大丈夫かもと思えるようになった」と手紙をもらい、自信がつきました。またゼミナールでは、幼児保育専攻など他の専攻の学生と、虐待や非行について議論を深めたことで、子どもの心理や発達を幼児期からの継続的な視点でとらえられる力がつきました。卒業後は、広い視野から子どもたちの変化に素早く気づき、適切に支援できる養護教諭をめざします。
※掲載内容は在学時に取材した
2021年2月末現在の情報です。閉じる
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詳しく見る閉じる4年間の学びを通じて、ケガや病気への対応力だけでなく、子どもを指導するスキルの習得にも力を注ぎました。きっかけとなったのは「健康相談演習」や「教育相談とカウンセリング」などの授業で、子どもを受容し共感しながら、成長へと導くことも養護教諭の役割だと学んだことです。その後は教職課程で取り組んだ模擬授業を通して指導力を磨き、ゼミナールで健康課題をテーマに仲間とディスカッションを繰り返すことで、要点をわかりやすく伝える力を養いました。卒業後は、子どもたちとの日々のコミュニケーションを通して健康に関する課題を見つけ、養護教諭だからこそできる教育と指導をしていきたいと思います。
※掲載内容は在学時に取材した
2023年2月末現在の情報です。閉じる
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詳しく見る閉じる1、2年次は養護教諭に必要な基礎知識の習得に力を注ぎました。例えば「学校保健実習」の授業では、模擬的な健康診断を通じて養護教諭の視点を学び、「救急処置」の実習では病気やケガで保健室を訪れた子どもを想定しながら、適切に判断して処置する方法を習得しました。3年次の「養護実習」で、感染症への不安を訴える児童が訪れるなど予想外の出来事もありましたが、学んだ知識を基に落ち着いて対応することができ、信頼関係を築くきっかけにもなりました。卒業後に勤務する学校では、子どもたちが安心して来室できる保健室をつくり、どんな悩みも相談してもらえる存在になりたいです。
※掲載内容は在学時に取材した
2022年2月末現在の情報です。閉じる
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詳しく見る閉じる子どもケア専攻には、養護教諭として勤務経験を持つ先生が多く、どの授業も教育現場を想定した内容で行われます。2年次の「保健科教育法Ⅰ」で模擬授業を行った時は、「知識を伝えるだけでなく、子どもが自分でできるようになる工夫を」と助言を受け、学外での「養護実習」に活かすことができました。またこの実習を通して、子どもの支援策を担任の先生と考えたり、保護者の相談にのったり、養護教諭の幅広い職務に触れたことで、「周囲と協力しながら子どもの成長を支援できる養護教諭になる」という目標につながりました。また、採用試験対策では、筆記や面接のほか、実技の細かい部分も大学の先生方が指導してくださり、とても心強かったです。
※掲載内容は在学時に取材した
2021年2月末現在の情報です。閉じる
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詳しく見る閉じる児童数約600人の公立小学校で養護教諭をしています。健康教育や職員会議、欠席者などの集計、保健だよりや掲示物の制作、日報や各種書類の作成など、職務は多岐に渡りますが、私が最も重視しているのは保健室での対応です。病気やケガの処置はもちろんですが、体調の悪くない児童も、処置以外の時間なら来室しておしゃべりできるルールにしています。何気ない会話や表情から、家庭や友人関係などのトラブルに気づけることも多く、必要に応じて担任の先生や保護者、スクールカウンセラーなどと連携しながら、その中心となって最適な支援を考え、実践します。上手くいかないこともありますが、児童が私を信頼し、悩みを話してくれたり、問題が解決した児童が明るい表情を見せてくれたりするのは何よりうれしく、この仕事を選んで良かったと感じます。今後も、一人ひとりの心とからだの安全と健康を守りながら、これから先に起こるであろう困難やストレスに負けない力を育んでいきたいです。
小学生の頃、いつも笑顔で話を聞いてくれる養護教諭や保健室の雰囲気が好きで、憧れるようになりました。高校生になって進路を考える時も、養護教諭になりたい気持ちは変わらず、養護教諭の採用者数が中部地区でトップクラスの名古屋学芸大学なら、より高い確率で夢を実現できるのではと思い、入学しました。授業では、救急処置やカウンセリング、健康教育の技法など、養護教諭に必要な幅広い知識とスキルを学びました。どの授業も実践的で、具体的なケースや対象者が設定され、個人やチームでアプローチの方法を考え、実践し、考察するスタイル。さらに学内の「子どもケアセンター」で、託児ボランティアに取り組めたことで、知識だけでなく臨機応変な対応力も身につきました。小学校への入職1年目からさまざまな職務を全うできたのも、こうした幅広い経験のおかげです。また、クラス全員で養護教諭をめざし、切磋琢磨しながら学べる環境も学芸ならではのポイントです。先生方や仲間たちには本当に感謝しています。
※掲載内容は2023年1月現在の情報です。
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詳しく見る閉じる小学校の養護教諭として私が意識しているのは、幅広い年齢の児童の心身を適切にケアするだけでなく、自分で予防や対処ができる力を育むこと。2カ月に1回の保健指導では、学年に合わせて教材や伝え方を工夫しますし、ケガや病気で保健室に来た児童には、処置と並行してそうなった原因や予防策を一緒に考え、応急処置の方法も伝えています。そして近年、特に重要なのが、こころにトラブルを抱える子どものケアです。保健室を訪れる児童はもちろん、校内を巡回して気になる児童には声を掛け、必要があれば担任や保護者と連携して支援します。児童に対しては、いつでも温かく迎え入れつつ、「1日1時間は保健室で休んでもOK」というルールを設けて、最終的な意思決定を子ども自身ができるよう促し、さらに自分の言動に責任を持つことも教えています。小学校時代は、人としての根っこをつくる時期。これから続く長い人生に向けて、病気やケガ、ストレスに負けないこころと身体を育んでいきたいです。
大学には実際に養護教諭として活躍していた先生が多く、授業はとても実践的でした。例えば模擬授業を行う「保健指導」では、授業計画の段階から先生に確認してもらい、何度も手直しします。先生のアドバイスは教育現場での経験を踏まえた内容ばかりなので、授業を組み立てる際に押さえておくべきポイントや学年ごとの興味の引き方などを具体的に理解でき、今の仕事にそのまま活かせています。また、在学中は赤十字救急法救急員の資格取得や、小学校で担任の先生の補助をする教育支援ボランティアなど、新しいことにも積極的に挑戦し、専門的な知識や技術とともに主体的に動く力も身につきました。大学生活の山場となる教員採用試験も、仲間と一緒に対策を進め、先生方が勉強会や模擬面接を何度も行ってくれたおかげで、自信を持って本番に臨めました。養護教諭は多くの場合、各校に一人だけなので悩むことも多いですが、中部地区の養護教諭には同じ大学出身の先輩や仲間が大勢いるので、研修会などでも相談しやすく心強いです。
※掲載内容は2019年7月現在の情報です。
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詳しく見る閉じる生徒数1000人超の中学校で養護教諭として働いています。病気やケガで保健室を訪れる生徒は1日約50人。処置の仕方で症状や予後が大きく変わるため、疾病の程度や病院受診の必要性を即座に見極める判断力と、適切な処置を施すスキルが欠かせません。また処置をしても体の不調を繰り返し訴える場合は、心理的な問題を抱えていることもあります。思春期の生徒はなかなか本音を話してくれませんが、保健室に来ること自体がSOSのサインです。表面的な言動の奥にある気持ちに寄り添えるよう対話を続けつつ、周囲の先生から話を聞いたり、教室での様子を見に行くなど情報収集をし、必要があれば保護者やスクールカウンセラーと連携しながら、その子が元気を取り戻せるよう支援します。家庭、友達、勉強、性など、中学生を取り巻くさまざまな問題を少しでも改善できるよう、学外の専門家と協力して然るべき教育を行うのも私たち養護教諭の仕事。現在は、助産師さんと性の問題を考える「いのちの教育」などを企画中です。
養護教諭には体調不良やケガへの対応力はもちろん、心身の健康の大切さを伝えていく力も必要です。実際に養護教諭として働く今、現場での活躍を意識した大学での学びがすべての基盤になっていると実感しています。例えば「救急処置」の授業では、学生自身が疾病の内容や必要な処置を調べ、クラスメイトに向けて発表を行います。教わるだけでなく、伝える立場を経験することで責任感が生まれ、知識をわかりやすく整理する力や相手の立場に立って考える力が身につきました。他にも「ゼミナール」では、子どもの食物アレルギーの研究を通して、家庭や専門家とスムーズに連携するためのコミュニケーションの方法や、子どもたち自身に正しい知識を身につけてもらうための指導法などを学びました。また、養護教諭コースの魅力は先生と学生の距離が近く、何でも気軽に話せること。学生の悩みに真摯に向き合い、背中を押してくれる恩師の姿は教育者としてお手本であり、卒業した今でも困った時に相談できる心強い存在です。
※掲載内容は2019年8月現在の情報です。
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- 養護教諭一種
- 中学校教諭一種(保健)
- 高等学校教諭一種(保健)
- 健康管理士一般指導員
- 学校心理士認定運営機構 准学校心理士
- 社会福祉主事(任用資格)