- 前身は「国立病院」です。安定した母体と公務員に準ずる待遇が看護師としての人生をしっかりと支えます。
- 現任教育プログラム(職場での教育制度)が充実しているため、医療技術や看護レベルの進歩に合わせて自分自身も成長し続けられます。
- 全国に140の病院ネットワークがあり、家庭の事情などで転居する場合でも、国立病院機構の病院へ転勤することで、役職や給与等の待遇が引き継がれます。
※2023年3月卒業生[2期生]実績
- 国立病院機構
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- 名古屋医療センター
- 豊橋医療センター
- 東名古屋病院
- 鈴鹿病院
- 国立研究開発法人
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- 国立長寿医療研究センター
- 大学病院(国公立)
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- 名古屋大学医学部附属病院
- 名古屋市立大学病院
- 名古屋市立大学医学部附属東部医療センター
- 名古屋市立大学医学部附属西部医療センター
- 京都府立医科大学附属病院
- 公立病院
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- 公立陶生病院
- 岡崎市民病院
- 春日井市民病院
- 小牧市民病院
- 碧南市民病院
- 一宮市立市民病院
- 豊橋市民病院
- 岐阜県総合医療センター
- 中津川市民病院
- 岐阜県立多治見病院
- 市立四日市病院
- あいち小児保健医療総合センター
- 三田市民病院
- 兵庫県立尼崎総合医療センター
- 公的病院
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- 国家公務員共済組合連合会 名城病院
- 地域医療機能推進機構 中京病院
- 労働者健康安全機構 中部労災病院
- 労働者健康安全機構 旭ろうさい病院
- JA愛知厚生連 安城更生病院
- JA愛知厚生連 海南病院
- JA愛知厚生連 江南厚生病院
- 大学病院(私立)
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- 愛知医科大学病院
- 藤田医科大学 岡崎医療センター
- 東邦大学医療センター 大森病院
- 国際医療福祉大学 三田病院
- 一般病院
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- トヨタ記念病院
- 刈谷豊田総合病院
- 名古屋セントラル病院
- 名古屋掖済会病院
- 八事病院
- 一宮西病院
- 中部国際医療センター
- 鈴鹿回生病院
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私にとって4年間の学びの柱は、キャンパスに隣接する名古屋医療センターでの看護学実習です。特に印象的なのは、1年次の「基礎看護学実習1」。症状の軽い患者さんを担当したのですが、話してみると不安で眠れないことがわかり、どんな患者さんにとっても病院は非日常の場で、看護師の気配りが精神面の支えになることを実感しました。その後も名古屋医療センターのさまざまな診療科で実習を行うなかで、症例数の多さや充実した医療体制はもちろん、私たち学生や新人看護師に対して丁寧に指導してくださる環境に触れ、ここでなら意欲的に仕事に取り組めると確信しました。入職後は着実に経験を積み、患者さんの心身を支えられる看護師をめざします。
※掲載内容は在学時に取材した
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1年次の「解剖生理学」で人体の仕組みを学び、2年次の「病態治療学」でさまざまな病気の症状や治療法を学ぶなど、早期に看護の基礎となる知識を身につけたことがその後の看護学実習で役立ちました。例えば「急性期実習」で手術を受ける患者さんを担当したのですが、手術中の体位や憂慮すべき合併症など、必要な知識があらかじめ頭の中に入っていたので、落ち着いて対応することができました。こうした経験から急性期の患者さんにもっと深くかかわり、最適なケアを行いたいと考えるようになりました。卒業後は手術室への配属を希望しています。全身の疾患に対応できる看護技術を身につけた上で、さまざまな医療現場を経験し、成長し続けていきたいです。
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詳しく見る閉じる認知症の患者さんをケアする看護師になりたいと思ったのは「急性期実習」がきっかけでした。この実習で担当した患者さんは入院したばかりで、認知症の影響からか、環境の変化に戸惑いと不安を感じている様子でした。不安を取り除くため実践したのが「成人・老年看護学概論」で学んだ対話の方法です。まずは私が味方であるとわかってもらうために、若い頃の話や楽しい思い出話を頷きながらしっかり聞くことに。すると、徐々に安心した顔を見せてくれるようになりました。実習期間が短く感じ、より専門的なケアをしたいと思い、認知症対応病棟を備えた国立長寿医療研究センターへの就職を決めました。認知症認定看護師の資格取得も視野に入れ、経験を積んでいきたいです。
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詳しく見る閉じる1年次の「早期現場実習」に始まり、「成人看護学実習」、「老年看護学実習」など4年間で多くの実習を経験しました。医療現場で実践的なスキルを磨けただけでなく、医療チーム内や患者さんとのコミュニケーション能力も高めることができました。記憶に残っているのは急性期の患者さんを担当したときのことです。治療に必要なケアだけでなく、患者さんのお話を伺いながら退院後の生活を見据えたアドバイスをすることで次第に打ち解け、信頼していただくことができました。卒業後は、実習で何度もお世話になり、自分が働く姿をイメージできた名古屋医療センターで、看護師として患者さん一人ひとりに寄り添ったケアを実践していきます。
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詳しく見る閉じる授業の中で印象深かったのは2年次の「災害看護」です。災害の種類や傷病の特徴、重傷者を優先的に治療するトリアージの考え方などを学びました。これがきっかけで名古屋医療センターの災害訓練に参加することができ、災害時の看護師の動きを間近で見る機会に恵まれました。医師と連携しながら知識をフル活用し、迅速に対応する姿は、被災された方々にとって心強い存在に違いありません。私も災害医療に携わりたいと強く思うようになり、愛知県の災害拠点病院に指定されている名古屋市立大学病院を卒業後の進路に選びました。今後はいつ起こるかわからない災害に備え、看護師としての経験を積み重ねていきたいです。
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英語が好きなこともあり、姉妹校である名古屋外国語大学の教員による「臨床看護英語」などの語学科目も積極的に受講しました。看護と英語の接点を見つけたのはオーストラリア研修。自分の言葉で上手く伝えられないと、もし体調が悪くなった時に医療機関で症状を説明できないと気づいたのです。また、4年次の「国際看護学演習」では、保健医療が発達していない国々の現状と、その国の宗教や生活習慣を尊重した看護の重要性も学びました。こうした経験が決め手となり、日本で暮らす外国人の患者さんをケアするため、国際部をもつ国立国際医療研究センター病院を就職先に選びました。在留外国人の視点に立ち、適切なケアができる看護師をめざします。
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詳しく見る閉じる看護学科には、名古屋医療センターに勤務する医師から講義を受ける機会があります。例えば「病態治療学」では患者さんの症例や手術の様子など、具体的なエピソードを交えた解説だけでなく、実際に使われている医療器具に触れながら操作方法や使用シーンについて学ぶことができました。看護学実習で患者さんとコミュニケーションをとりながらスムーズに治療やリハビリにつなげられたのも、医師による講義を受け、事前に医療現場をイメージできていたからだと思います。卒業後は、実習を通して自分が働く姿を重ねることができた名古屋医療センターに就職します。どんな患者さんにも柔軟に対応できるよう、現場で経験を積んでいきたいです。
※掲載内容は在学時に取材した
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詳しく見る閉じるコミュニケーションの大切さを実感したのは、1年次の「基礎看護学実習1」でした。初対面の患者さんと接するとき、最初はぎこちない雰囲気でしたが、「コミュニケーション論」で学んだ通りに目を合わせながら相槌を打ち、私自身が親身になりたいという気持ちを表し続けました。すると徐々に信頼関係を築くことができ、患者さんから家族への感謝の気持ちや普段の暮らしについて話してくれるようになりました。接し方を工夫することで、患者さんの表情を明るくすることができた経験が自信につながり、コミュニケーション力を私自身の強みにできたと思います。卒業後は患者さんを心身ともに支え、笑顔にできる看護師をめざします。
※掲載内容は在学時に取材した
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詳しく見る閉じる1年次は「解剖生理学」や「栄養代謝学」など、人体の仕組みについて学ぶ授業が中心でした。臓器の位置や働き、食物と栄養の関係などの基礎知識を「病態治療学」で学ぶ疾病と関連づけることで固めました。これらの授業で使ったノートは実習でもとても役立ちました。3年次の「臨地実習」で免疫力が低下した患者さんを担当した際、ノートの内容を思い出しながら手洗いや歯磨きなど清潔行動の大切さを説明したところ「わかりやすかった」と言っていただき、手応えを感じました。卒業後はインターンシップでお世話になった国立病院機構の豊橋医療センターに勤務します。国立病院機構内でのキャリアアップも視野に入れ、スキルを磨いていきます。
※掲載内容は在学時に取材した
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名古屋医療センターの整形外科と膠原病内科の病棟に勤務しています。主に担当している整形外科では、入院患者さんの手術からリハビリ、退院に至るまでのケアを行っています。検温やバイタルチェック、清潔ケア、食事介助などの際には、担当する患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。患者さんの多くは事故や転倒で骨折をした高齢の方で、急に動けなくなったことが認知機能の低下や食欲不振につながるケースもあり、ちょっとした変化にも気づく必要があるからです。特に手術後は合併症や出血、人工関節の脱臼など、気を抜けないことが多く、管理栄養士やリハビリの医師、ソーシャルワーカーらと密に連絡を取りながら、一人ひとりの状態を注意深く見守っています。入職2年目になり、少しずつ仕事にも慣れてきました。患者さんが元気になって退院する姿を見るたびに、この仕事のやりがいを感じています。
看護師として優しく、たくましく働く母の姿を見て、私もこの仕事に就きたいと思い、名古屋学芸大学に入学しました。隣接する名古屋医療センターで多くの実習を受けられること、そして看護学に加えて教養科目も幅広く学べることが重視したポイントです。「解剖生理学」の授業で人体の基本を学び、「病態治療学」では名古屋医療センターで働く現役の医師から疾病と治療について講義を受けたほか、「急性期看護」では具体的な症例を元に患者さんへの対応方法を習得するなど、1、2年次から講義・演習・実習を積み重ねながら知識とスキルを高めていくことができました。3年次の「急性期実習」で手術を受ける患者さんとご家族の心のケアに興味を持ち、ゼミナールで研究テーマとして深く掘り下げた学びは、実際の現場でも直接役立っています。病棟看護師としてさらに経験を積み、いずれはICUや救急外来、専門看護師など、一生の仕事として高い専門性やスキルが求められる環境で働きたいと考えています。
※掲載内容は2024年1月現在の情報です。
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近年、高度化する医療現場では看護師の質の向上が強く求められていること。そして、取得をめざす資格が多ければ、それだけ学習時間もモチベーションも分散し、身につけられる知識やスキルが少なくなってしまうことを考慮し、取得できる資格を「看護師国家試験受験資格」に絞りました。資格の数ではなく、看護師としての実力を重視し、確かな技術と知識を兼ね備えた人材を養成しています。
看護の現象を多角的な視点で捉えるために、高い倫理観・高度な研究能力・看護実践能力のもと、さまざまな課題を探求し、看護学の発展と看護の質向上に貢献できる力を身につけます。医療現場に直結する専門性の高い知識や技術を磨くだけでなく、看護を学術的に捉える力を身につけることで、水準の高い看護ケアを提供できる看護師、医療機関で指導的役割を担う管理職、大学や看護学校の教員など、さまざまな進路への可能性が広がります。
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3年次の「母性看護学実習」で出産の現場に立ち会いました。そこで目にしたのは、お産のすべてを取り仕切る助産師の姿。出産リスクの高い妊婦さんだったのですが、助産師の優しい声掛けや適切なケアがあり、リラックスして出産に臨めていました。こうした経験から、命の誕生の瞬間を支える助産師をめざそうと決意。その後は母性学のゼミナールで専門的な知識を深め、助産師志望の仲間と高め合いながら勉強し、選考試験に合格することができました。別科助産学専攻入学後は、実習を通じて助産学のスキルを磨き、出産時だけでなく、命の教育や性教育など、女性の心身の健康を生涯にわたって支援できる助産師をめざします。
※掲載内容は在学時に取材した
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3年次の「母性看護学実習」で、精神疾患のある褥婦さん(出産後の女性)を担当しました。育児に対する不安が大きく、あやしたり、授乳したりといった育児技術を思うように身につけられない様子だったので、気持ちに寄り添うことを意識して看護を実践。すると、次第にこころも安定し、退院時には赤ちゃんと一緒に元気な姿で送り出すことができました。この体験から、産前産後の心身のケアを含め、出産についてより深く学びたいと思い、別科助産学専攻入学を決めました。私がめざすのは、健康状態も価値観も異なる一人ひとりの女性に合わせて、出産と育児を支援できる助産師。入学後はハイリスク分娩など、さまざまな出産の現場を経験しながら対応力を磨きたいです。
※掲載内容は在学時に取材した
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命の誕生に携わる助産師は、中学生時代から憧れの職業でした。学部入学時から別科助産学専攻入学を希望していたこともあり、子どもや出産にかかわる科目には特に力を入れました。「母性看護学実習」では、新生児が誕生する瞬間に立ち会わせていただき、赤ちゃんとお母さんが初めて対面する姿に涙が出そうなほど感動しました。同時に、大きなライフイベントにかかわる責任の重さも実感しました。別科入学にあたっては担当教員のアドバイスを受けながら母性看護学領域を重点的に復習し、学内選抜入試に合格することができました。入学後は妊娠から出産、その後の生活に至るまでフォローできる知識とスキルを身につけていきたいです。
※掲載内容は在学時に取材した
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