一人ひとりに向き合える小学校の先生をめざして学んだ学生の4年間
得意な科目も、性格や発達の早さもみんな違うから。誰もが安心して学べる教室をつくるために小学校教育と心理学を深く学びました。
Story 01

※「児童発達教育専攻」の前身となる「子どもケア専攻 子ども心理コース」の2022年3月卒業生です。
記事内の科目名や開講時期、学習内容は現在の「児童発達教育専攻」のものと異なる場合があります。

[取得資格・免許状]
  • 小学校教諭一種
  • 認定心理士
  • 准学校心理士
この道をめざしたきっかけ
心理学を学び、多様な個性や悩みを
持つ子どもの力になりたかった。

母がピアノ教室を開いていたので、日頃から子どもと接する機会が多く、自然と子どもとかかわる仕事に就きたいと思うようになりました。一方で心理学にも興味があり、人の行動や感情の動きを学びたいと考えていました。名古屋学芸大学を選んだのは、興味のあった分野を組み合わせて学べると思ったからです。

1年次

小学校教諭の土台となる教育と心理学の基礎を学びました。

1年次は、教育者の役割や意義、心理学の基礎などを学びました。「心理学実験演習」では単語の記憶課題を行い、情報を提示する順序によって記憶に違いが生じることを学びました。実際に体験しながら学ぶことで理解も深まり、それなら教員になった時、授業はこの順序で…と、イメージが広がりました。また「教職入門」では、憲法に基づいた教育の考え方や、ノートやテストの添削の仕方など、実践的な内容も学びました。小学生時代に何気なく受け止めていた先生の添削にもさまざまな工夫があったことがわかり、先生という職の奥深さを再認識しました。

2年次

心理学の知識を活かして模擬授業に取り組みました。

2年次からは模擬授業が始まりました。最初は恥ずかしさと緊張で原稿の棒読みでしたが、回を重ねるうちに自分も楽しめるように。心理学の学びをもとに、理解しやすい授業の組み立て方や板書の書き方、指示の出し方などを意識すると、先生や仲間から良い反応をもらえ、手応えを感じました。また心理学領域では、対象者の状態や問題を評価する心理アセスメントなど、多様な心理学の考え方に触れました。「教育心理」の授業では、不登校の要因や発達障がいの理解と支援の必要性について学びました。徐々に学びの内容が実践的になり、小学校教諭をめざす自覚が芽生えてきました。

3年次

教育、心理学、インターンシップでの学びを融合し、現場さながらの模擬授業に臨みました。

3年次になると、模擬授業の内容がより実践的になりました。指導案は、授業の意義や効果、板書や教材の使い方などを具体的に書き、授業時間も実際と同じ45分。教え方もタブレット端末を使うなど、教育現場での取り組みや課題に対応する工夫が求められるようになりました。そして何より難しかったのは、理解度の異なる児童一人ひとりに対応できる内容にする点です。これには実際の教育現場のビデオを観ながら小学校教諭の動きを学んだ「教職実践演習」や、発達に障がいを持つ児童への支援法を学んだ心理学の授業、さらに小学校でのインターンシップの経験を活かすことができました。

なごや教職インターンシップ 先輩の勧めで、小学校で授業の補助などをする活動に、約半年間取り組みました。毎回違うクラスに入り、各学年の理解度の違いや、さまざまな先生の授業を間近で見て学ぶことができ、4年次の「教育実習」にも落ち着いて臨めました。
4年次

消極的な児童が手を挙げてくれた教育実習。小学校教諭になる自信がつきました。

「教育実習」では、1年生のクラスを担当しました。心理学の知識も取り入れ、前に出て発表してもらうなど、身体を動かしながら学ぶ授業を行うと、児童たちの反応も良く、45分間集中して取り組んでもらうことができました。また、この実習では、クラスに馴染めない児童との出会いもありました。毎日声を掛け続けると、次第にこころを開いてくれ、授業で手を挙げて発表するまでに。一人ひとりに寄り添うことの大切さを実感しました。4年次は、採用試験対策にも全力で取り組みました。「教職プロフェッショナル講座」の一環として行われる対策講座など、希望する自治体に合わせて手厚く指導していただき、無事に合格することができました。

※掲載内容は在学時に取材した2022年2月末現在の情報です。

一人ひとりの子どもが、自分の良さに気づき、将来につながる自信を持てるように。教育と心理に関する知識・スキルを幅広く学びました。
Story 02

※「児童発達教育専攻」の前身となる「子どもケア専攻 子ども心理コース」の2021年3月卒業生です。
記事内の科目名や開講時期、学習内容は現在の「児童発達教育専攻」のものと異なる場合があります。

[取得資格・免許状]
  • 小学校教諭一種
  • 認定心理士
  • 准学校心理士
この道をめざしたきっかけ
内気な私に自信をくれた
小学校の先生に憧れました。

小学校時代の私はとても内気で、そんな自分に劣等感を抱いていました。でも、担任の先生から「やさしいね」と褒められたり、ピアノの伴奏者に抜擢されたりするなかで、自信が持てるようになりました。これをきっかけに、私も子どもたち一人ひとりを内面から理解して、活躍の場を与えられる先生になりたいと思いました。

1年次

心理学と教育の基礎を学び、そのつながりの深さを実感しました。

1年次は、心理学の基礎と、小学校教諭になるための土台となる知識を学びました。「心理学概論」では、誰もが持っている認知の歪みや集団心理、こころの不調と病気の関係などを学び、こころと行動、こころと身体が深くつながっていることを理解することができました。また「教職入門」では、小学校教諭の役割や課題などに加え、クラスの問題を解決する方法なども学びました。教諭の視点に立てるようになったことで、小学生の頃はあまり意識せずに参加していたさまざまな行事や取り組みが児童のために考えられていたと気づくことができました。

2年次

多様な心理学の知識や面接技法を習得。教育の領域では、模擬授業が始まりました。

2年次は、小学校教育の領域で現場を想定した模擬授業が始まりました。「視覚的な情報が伝わりやすい」など、心理学の知識をもとに教材や伝え方を工夫すると、先生や仲間から良い反応をもらうことができ、少しずつ自信がついていきました。心理学もさまざまな領域へと学びが広がり、「臨床心理学」では、こころの不調に起因する病気や症状を、「教育心理」では、発達段階や各年代の課題と支援法を学習。それらの知識を踏まえ、カウンセリング法を学ぶ演習では、子どもの気持ちを受け止め、自分で解決できるよう促す技法を習得しました。

3年次

ゼミナールでストレスと心身の不調の関係を研究。授業では発達障がいへの知識も深めました。

1、2年次の学びを通して“こころと身体のつながり”に興味を持ったので、ゼミナールではストレスがどのようにこころと身体に影響を及ぼすのかを研究しました。一方、心理学の授業では、発達障がいを持つ児童への支援の方法などを習得。教育の領域では、発達障がいの素養は誰もが持っていて、通常学級にもその兆候のある児童がいることを学びました。特に発達障がいを持つ児童に伝わりやすいとされる視覚的な教材(画像・映像など)を用いた指導法は、すべての児童への指導に活かすことができ、模擬授業を行ううえでも参考になりました。

放課後児童クラブの活動 3年次の夏休みに、放課後児童クラブの活動に参加しました。1~5年生の、性格も家庭環境もさまざまな子どもと過ごすなかで、それぞれに合う支援の方法やタイミングを見極める大切さを学びました。
4年次

児童一人ひとりを理解するよう努めた「教育実習」。小学校教諭になる自信と覚悟ができました。

「教育実習」では、4年生のクラスを担当しました。心理学の知識を活かした授業はもちろん、座席表に全員の良い所や好きなことをメモし、休み時間にも積極的に話しかけると、児童たちもこころを開いてくれました。なかでも、それまであまり授業に集中できていなかった児童が実習最後の授業で発表してくれた時は本当にうれしく、小学校教諭になる自信につながりました。採用試験対策では、自治体別に先生が面接の指導をしてくださったおかげで、無事合格することができました。卒業後は、児童一人ひとりの言動の奥にあるこころを理解し、生きる楽しさや自信を与えられる小学校教諭をめざします。

※掲載内容は在学時に取材した2021年2月末現在の情報です。

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