ヒューマンケア学部 子どもケア学科 児童発達教育専攻

専攻概要

児童一人ひとりの個性を理解し、柔軟な対応力と優れた教育力で健やかな成長を支える先生へ。

学びの特長

さまざまな個性を持つ児童が一緒に授業を受ける小学校では、一人ひとりの成長・発達を専門的に理解し、柔軟な対応力と優れた教育力でクラス全体の健やかな成長を支えられる先生が求められています。そこで児童発達教育専攻では、幅広い力を身につけられる3つの学びを設置しました。


3つの学びそれぞれから得られるもの

3つの学びが活かされるシーン

SCENE 1 小学校教育の学び ✕ 心理学
いい先生は、一人ひとりのことをちゃんと知っている。

活発な子、落ち着きのある子、リーダーシップを持った子、自分の気持ちをうまく表現できない子…。教室にはテストの点数ではわからない、いろいろな個性を持つ児童がいます。そんな学級を運営していくうえで何よりも大事なのは、一人ひとりの良さや違いをしっかりと理解することです。そこで役立つのが「心理学」で身につくアセスメント(客観的評価)の力。児童の発達やパーソナリティを客観的に評価し、理解できるようになります。児童を多面的・立体的に理解するほど、個人に対しても、学級全体に対しても適切な指導が可能になるのです。

SCENE 3 小学校教育の学び ✕ 特別支援教育の学び
「9歳の壁」を一緒に乗り越える小さなステップ。

「9歳の壁」とは、小学校4年生前後の学習面や心理的な発達のつまずきを表す言葉です。例えば、算数の分数など、抽象的な概念を要する学習についていけず、劣等感を抱えることで友達や家族への言動が荒くなることがあります。こうした場合に有効なのが「特別支援教育」のスモールステップという考え方。学習内容を理解しやすいよう、小さな段階に区切り、寄り添いながら一つひとつを乗り越えていくことで少しずつ自己肯定感を育み、学習に向かう態度や周囲とのコミュニケーションを前向きにすることができるのです。

SCENE 3 小学校教育の学び ✕ 特別支援教育の学び ✕ 心理学
誰にでも「わかる」授業づくり。

ある児童に授業内容がうまく伝わらないと感じるとき、その児童とどう向き合うかを考えてしまいがちですが、実はもう少し視野を広げる必要があります。なぜならひとりが理解できていないポイントでは、他にも多くの児童がつまずいている可能性があるからです。こんなとき、例えば「心理学」の知識を応用して図や映像を活用した授業に切り替えることで、その児童だけではなく学級全体の理解度を向上させることができます。これは「特別支援教育」がめざす授業のユニバーサルデザイン(=誰にでもわかりやすい授業づくり)の考え方でもあります。

カリキュラム

児童発達教育専攻のカリキュラムはこちら(PDFダウンロード)

資格

取得可能な免許状・資格

  • 小学校教諭一種

  • 特別支援学校教諭一種(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)

  • 日本心理学会 認定心理士

  • 学校心理士認定運営機構 准学校心理士

  • 社会福祉主事(任用資格)

*「教育実習(小)Ⅰ・Ⅱ」の単位修得等、一定の要件を満たす必要があります。

主な施設・設備

  • 心理学演習室

    「子ども人間関係」などの授業で使用。ゼミナールなどでも使用する。

  • 心理学実習室

    カウンセリングのできる模擬面談室を併設している。「臨床心理学」などの授業で使用。

  • 情報演習室

    PCの基礎から心理統計学の計算、ICT教育などに活用できる情報演習室。授業時間以外は、学生は自由に使用できる。

  • 講義室

    約300人を収容する大講義室。講演会などにも利用される。その他中小の講義室がある。

オーストラリア研修(学科共通海外研修)

※内容は変更の場合があります。

グリフィス大学  -オーストラリア-

実際に現地の特別支援学校などで体験学習もできる、「オーストラリア研修」を実施しています。

春休みを利用して、約1ヵ月間の海外研修を行っています。研修先はオーストラリアのグリフィス大学。研修中は、英会話の授業をはじめ、オーストラリアの教育制度や子どもケアに関する講義を受講します。現地の教育現場を視察し、研修の後半では、実際に保育所や特別支援学校での体験学習も実施。オーストラリアの子どもケアの現状を理解し、日本との違いを学ぶことができます。

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