
デザイン学科では、1〜2年次にデザインの基礎を幅広く学ぶところから始めます。これまで知らなかったデザイン領域の魅力にも触れ、自身の適性と向き合うためです。2年次以降は必要な技術を選択しながら履修できる「技術特化型実習」、3〜4年次には主に研究を行う「ゼミナール」と実践経験を積む「領域演習」を組み合わせながら、社会を見据えた高い専門性を追求していきます。デザインを初めて学ぶ人、専門領域を極めたい人、幅広く新しいことに挑戦したい人、さまざまな人にフィットするカリキュラムです。
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ビジュアルコミュニケーションデザイン領域
デザインにかかわる考え方や歴史、表現手法を学ぶことでその構成力を高め、ブランディングから広告やパッケージ、サイン計画、Webなどの幅広い分野で視覚的なデザイン表現を追究する領域です。
学びの対象の一例
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■広告デザイン
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■ブランディングデザイン
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■CI & VI
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■エディトリアルデザイン
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■イラストレーションとデザイン
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■Webデザイン
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■パッケージデザイン
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■インタラクションデザイン
スペースデザイン領域
住宅やインテリア・家具、商業空間から公共空間まで。そこで過ごす「人」を考えることからはじめ、ライフスタイルや社会背景、地域が抱える課題にも目を向けながら、最適な空間をデザインする領域です。
学びの対象の一例
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■「住む空間」のデザイン
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■「学ぶ空間」のデザイン
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■「集う空間」のデザイン
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■「遊ぶ空間」のデザイン
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■「癒し空間」のデザイン
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■空間研究
プロダクトデザイン領域
生活用品から家電、雑貨、玩具、そして医療機器やスポーツ用品まで。その製品を使う「人」にとってどういう機能が必要か、どんな形状や素材が相応しいのかなど、調査や考察を深めながらデザインする領域です。
学びの対象の一例
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■生活用品
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■雑貨道具
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■レジャー・スポーツ用品
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■家電・情報機器
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■医療・福祉機器
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■キッズ用品
デザインプロデュース領域
企業や自治体などの課題を探りながら、誰にどんな「体験」を提供すればそれが解決するのか、そのためにどんな「もの」や「こと」をつくるスペシャリストの力が必要なのかを考え、プロジェクトとして実施する領域です。
プロジェクトの一例
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日進市や障がい者就労支援施設との「障がいについての理解」を広げるプロジェクト
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中日文化センターとの「新しい学びの場」を創造するプロジェクト
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イオンモールとの「仮想現実」を用いた新たなサービスを提案するプロジェクト
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地域の魅力を発見し、新しい企てを実施するプロジェクト
「デザイン」と聞くと、何か形のあるものをつくる作業を最初にイメージするかもしれません。しかし、社会がデザイナーに求めるのは「つくる」だけの技術でしょうか?そもそもデザインが必要とされるのは、そこに誰かの求める声があるから、そして今世の中にあるものだけでは満足できない人たちがいるからなのです。デザイン学科では、そんな「人」の想いを大切にするため、制作や表現の技術を磨くことはもちろん、その根底となる調査・課題発見・企画などの「考える」プロセスを重視しています。

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大学のある日進市や名古屋市との官学協同をはじめ、企業との産学協同など、実社会でプロジェクトを実践する機会を積極的に取り入れています。自分たちがデザインした制作物が、実社会でどう受け入れられるか、どう評価されるか。また同時に、どう地域に貢献できているかを自分の目で確かめることで、社会とつながるデザインの在り方と自分たち自身の将来を考えていきます。

さまざまな分野のデザイナーやアーティスト、建築家などのプロや一般の方から客観的な意見を聞くことができる機会として、学外の会場を使用した展覧会を開催しています。学生が自分の作品を社会に問いかける「exhiVISION(エキシビジョン)(3年次)」、そして4年間の学びをまとめ上げる「卒業制作展(4年次)」です。プロだけでなく広く社会からのフィードバックを得ることで、デザインが果たす役割や可能性を体感することができます。
※過年度実績(内容は変更の場合があります)
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※過年度実績(内容は変更の場合があります)
集中講義として毎年実施している「海外デザイン研修」では、主に欧州を行き先とし、海外の芸術文化やデザインの現場などの視察を行います。事前調査により各自でテーマを設定し、現地でフィールドワークを行うことも本研修の特長のひとつです。研修を通して価値観やデザイン観を広げた学生からは、以前では想像もできなかったような新しいアイデアが生み出されています。
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「交換留学」は国際交流協定および学生交換協定を締結している海外提携校への留学。「派遣留学」は学習内容がメディア造形学部の教育上適切かつ有益と認められた機関への留学です。留学先での取得単位は、名古屋学芸大学での卒業単位として認定されます。
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海外大学とのワークショップを領域別に開催しています。お互いの文化の共通点や違いを理解しながら交流することで、さまざまな気づきや発見を得ることができます。
- 【ビジュアルコミュニケーションデザイン領域
(2024年度実施内容)】 - 韓国・成均館大学の学生と、日本と韓国の両国で実施。フィールドワークを元に文化を比較しながら、グラフィック作品を共同制作しました。
- 【スペース・プロダクトデザイン領域
(2024年度実施内容)】 - 韓国・京畿大学、台湾・国立高雄科技大学の学生と「社会福祉と多様性」をテーマに台湾で実施。グループでの制作活動を通じて、デザインスキルや語学力が磨かれました。
- 【ビジュアルコミュニケーションデザイン領域
- ■ クリエイティブディレクター
- ■ アートディレクター
- ■ グラフィックデザイナー
- ■ CMプランナー/ディレクター
- ■ パッケージデザイナー
- ■ エディトリアルデザイナー
- ■ Webプロデューサー・ディレクター
- ■ Webデザイナー・コーダー
- ■ メディアプロデューサー
- ■ イベントプロデューサー
- ■ クラウドソーシングプロデューサー
- ■ コミュニティデザイナー
- ■ ユーザーエクスペリエンスデザイナー
- ■ 建築デザイナー
- ■ インテリアデザイナー
- ■ 空間演出・ディスプレイデザイナー
- ■ ランドスケープデザイナー
- ■ 家具・クラフトデザイナー
- ■ 生活用品・調理器具・文具デザイナー
- ■ 家電・情報機器デザイナー
- ■ トランスポーテーションデザイナー
- ■ キッズ用品デザイナー
- ■ イラストレーター
- ■ アニメーター など
- >各科目のシラバス(授業計画)はこちら
- ※カリキュラム変更や科目名変更の都合により、一部の科目は閲覧できない場合があります。

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最新のレーザー加工機、3Dプリンターなどを導入することで、より高度で専門的な加工を施すことができ、学生の制作活動をレベルの高いものにすることができる施設です。
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高精細印刷に適したインクジェットプリンタ、白色印刷が可能なレーザープリンタ、高解像度イメージを読み込めるスキャナー等、さまざまな機器を設置しています。
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木工室には大型木工機械を導入し、本格的な作業が可能。技手が安全面や技術面、デザイン面でもきめ細かに指導します。⾦⼯室にはアルゴンガスを⽤いた特殊溶接やメタルバンドソーを⽤いた⾦属切断など、⾦属加⼯に必要な機材を揃えています。陶芸室にはろくろや電気窯など、陶磁器制作に必要な道具や機械を完備。デジタル加⼯室にはレーザー加⼯機や3Dモデリングマシンがあり、作成したデータ通りに加⼯できます。
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メディア造形学部A棟に設置されたギャラリー。学生や教員の作品展示、イベントなどで使用されます。
就職活動やキャリア形成に役立つ各種資格の取得を奨励するため、対象となる60種類以上の資格において、
取得(合格)した資格の受験料全額を支給します。在学中に1人4回まで利用できます。
- 二級建築士(受験資格)
※合格後の免許登録に2年以上の実務経験が必要です。
★…「資格取得の受験料全額支援制度」対象
- CGクリエイター検定★
- ウェブデザイン技能検定★
- JIDAデザイン検定★
- インテリアコーディネーター
- ユニヴァーサルデザイン検定 など