1年次は、IllustratorやPhotoshopなどのソフトウェアの操作方法やスケッチなど、デザインの基礎を学びました。なかでも果物や野菜の一部に焦点を当て、シンボル化する課題では、無駄な要素を削ぎ落とすデザインの“引き算”やデフォルメの技法を習得。アクリルガッシュなど自分にとって未知の画材を使い、表現の幅が広がっていくのも楽しかったです。
ダイヤグラムやイベントポスターなど、さまざまな課題に取り組みながら、新しい画材や表現方法を試しました。絵本の課題では、自作のイラストをまとめたアートブックを制作。余白を活かした構成やオイルパステルの鮮やかな色合いは、プレゼンテーションの場でも好評で、オリジナリティの土台を確立することができました。
オイルパステルを使い、
夏の思い出を鮮やかに描いたアートブック
「Our Summer」
(授業課題/2年次)
自分が得意とするイラストを核に、映像を組み合わせたインスタレーション作品や、ブランディング作品(ロゴや販促物)など、より幅広い領域へとスキルを発展させました。転機となったのは広告ポスターの課題です。実際にクライアント企業の話を聞き、広告のコピーを含めて制作するなかで、言葉やそのメッセージ性の大切さを再認識しました。
その後、広告ポスターの学外コンペや広告制作会社のインターンシップに参加し、その両方で評価を得ることができ、卒業後の進路を広告業界に決めました。卒業制作はお弁当をテーマにした展示作品を制作。シンプルなデザインや印象的なコピー、オイルパステルで着色した立体物など、自分らしい表現で、お弁当の新しい役割や魅力を伝えました。
実際にクライアント企業の要望を聞き、
デザインとコピーを手掛けた
「富有柿広告ポスター」
(授業課題/3年次)
お弁当の魅力や役割を、模型や図面、
コピーで多層的に表現した展示作品
「心層弁当」
(卒業制作作品/4年次)
※掲載内容は在学時に取材した2025年2月末現在の情報です。
平面、立体、空間を幅広く学び、特に興味を持ったのがプロダクトデザインでした。「タッチフリー(非接触ツール)」の課題では、「ドアノブを引く」「つまみをひねる」など複数の機能を備えたツールを制作。企画書作成から最終プレゼンまで、一連のプロセスを学ぶとともに、機能や使う人の動きを始点にデザインする楽しさと難しさを体感しました。
速度をカタチとして表現する課題や、3Dプリンターを使った携帯端末の制作など、扱う素材やツールが大きく広がった2年次。陶芸の課題では、「自分に合うデザイン」と「量産化」をテーマに、市場調査から始めるデザインワークや、鋳型からつくる制作工程を学び、ものづくりの発想法と技術力を磨くことができました。
三次曲線のようなラインをモチーフに、
量産化にも対応した陶芸作品
「CUBIC」
(授業課題/2年次)
3年次以降は、障がいを持つ子どもたちのためのコミュニケーション支援ツールや、大学内に設置するゴミ箱など、対象者や使用する場を具体的に想定したものづくりに取り組みました。「輪ゴム2本を動力として20m以上走行する移動体」の課題では、子ども向けの玩具とパッケージを考案。その後、輪ゴムカーをつくって遊ぶ、子ども向けのワークショップを開催し、イベントの企画運営や、人を楽しませる喜びを学びました。
こうした経験から、ゼミナールでは国内外の玩具を研究し、海外研修の際も現地で市場調査を行いました。そして、卒業制作では3種類のボードゲームを開発。1〜2年次に学んだ平面や空間デザイン、映像のスキルも総動員し、説明のボードや動画も加えた展示作品を制作しました。
輪ゴムカーをテーマにした
子ども向けのワークショップ
「つくって! はしって! ワゴムカー」
(授業課題/3年次)
聴覚的要素とコマを組み合わせて開発した、
今までにないボードゲームを紹介する展示作品
「オト×コマ」
(卒業制作作品/4年次)
※掲載内容は在学時に取材した2025年2月末現在の情報です。
前期にデッサンや文字組み、Illustrator、Photoshopといったソフトの操作法など、デザインの基礎スキルを学び、後期は平面・立体のさまざまな課題に取り組みました。なかでも印象深かったのが「風」を可視化する課題。目には見えない「風」を、イラストや文字で表現するなかで、デザインの本質が少しずつわかってきました。
Webやパッケージ、絵本などのデザイン手法を学び、技術を広げました。またブランディングの授業では、“新しい記念日”を企画する課題に取り組み、「大人図工の日」を考案。ポスターや道具箱などにデザインを展開し、ボードにまとめてプレゼンした一連の流れを通して、企画力や発信力など、デザイナーに必要な多様なスキルを学びました。
ブランディングの学びを発展させながら広告デザインやCI/VIデザインなどを学び、学外のコンペにも挑戦し、入賞しました。また近隣ショッピングモールとの産学協同プロジェクトでは、クリスマスのイルミネーションの依頼を受け、作品制作だけでなく、作品に配置する紙製の家をつくるワークショップも企画。見るだけでなく参加できる作品を完成させました。予算や日程、専門業者との折衝など、制約が多いなかで納得できる作品をつくり、来場者に楽しんでもらえたことが何より嬉しかったです。4年次の卒業制作では、私自身が興味を持つ、石の魅力を紹介する展示作品を制作。経験を活かし、来場者が石に触れて楽しめる仕掛けを施し、4年間の学びの集大成としました。
豊橋市に伝わる帆の前掛けの魅力を伝える
「HOMAE」
(授業課題/3年次)
商業施設のイルミネーション作品
「ヒカルミノル」
(産学協同プロジェクト/3年次)
石の魅力をパネル、冊子、判子、
ダイヤグラムで表現した
「石展」
(卒業制作作品/4年次)
※掲載内容は在学時に取材した2024年2月末現在の情報です。
1年次は、デザインの基礎を学びながら、写真のコラージュやゲストルームの設計・模型制作など、平面、立体、空間の多様な課題に取り組みました。その一方で、個人的にハイブランドのファッションショーを観て、服、照明、音楽、美術などでひとつの世界観を構築する空間デザインに魅了され、専門的に学ぶことを決めました。
2年次は、図面の書き方や、建築CADの操作法を学びながら課題を制作。別荘の設計では、家族構成や生活スタイル、土地の形状が設定されるなど、ペルソナ(具体的なユーザー像)を意識した視点が求められるようになり、デザインに対する概念が、「自分がいいと思うもの」から「ユーザーの求めるもの」へと変化しました。
3年次は、地域の活性化を促すためのまちづくりなど、よりスケールの大きな空間デザインを学ぶことと並行して、店舗設計やインテリアデザイン、三重県熊野市の特産品である木材を使った土産物の企画制作などに取り組みました。デザイン性だけでなく、量産に対応できる製造工程やコストを考慮しつつ、自分のオリジナリティをいかに反映させることができるか。制作を重ねるなかで、その接点が徐々にわかってきました。そして4年次の卒業制作では、ファッション分野のVMD(商品やブランドの魅力を視覚的に表現する販売戦略)に着目。ジェンダーレスのアパレルブランドを企画し、什器の設計からポスターデザイン、アイテムのコーディネートまでを手掛けた展示作品で、世界観を表現しました。
大学内にあるバス停のリニューアルデザイン
(授業課題/2年次)
フェザーを600枚貼り合わせたルームランプ
(授業課題/3年次)
アパレルブランド「Queing」を企画し、
什器も含めて世界観を表現
(卒業制作作品/4年次)
※掲載内容は在学時に取材した2024年2月末現在の情報です。



