病院で働く管理栄養士をめざして学んだ学生の4年間
病態も年代も多様な患者さん一人ひとりに最適な栄養管理、栄養指導をできる知識とスキル、人間力が身につきました。
Story 01
[取得資格]
  • 管理栄養士
  • 栄養士
  • 食品衛生管理者(任用資格)
  • 食品衛生監視員(任用資格)
  • 健康食品管理士
1~2年次

管理栄養士の土台となるスキルを身につけ、自分に合う進路を考え続けました。

1〜2年次は、人体、食品、栄養の基礎知識や調理技術、「管理栄養士特講(エキサイティング)」で管理栄養士の職務について学びました。高校では文系だったので、授業についていけるか不安でしたが、1年次前期の「基礎化学」や「生化学Ⅰ・Ⅱ」で、理系科目の復習をしっかりしたことで、その後の学びも自信を持って取り組むことができました。2年次になると、「臨床栄養学Ⅰ・Ⅱ」や大量調理を行う「給食管理実習」、食品メーカーの開発過程でも使用されている実験方法を学ぶ「食品学実験」の授業も始まり、自分に合う進路を考えながら、学びを深めました。

管理栄養士特講(エキサイティング)(1年次) 病院、食品メーカーの研究職、自治体、福祉施設などで働く現役の管理栄養士から、仕事のやりがいや目標を聞けた授業。卒業後の進路を検討するうえで、とても参考になりました。
給食管理実習(2年次)グループで学食ランチの献立作成から予算管理、衛生管理、大量調理、販売まで取り組み、一連のスキルを身につけました。提供したランチは無事に完売し、楽しさや達成感も味わえました。
3~4年次

多様な現場で実践力を磨き、進路を決定。国家試験対策にも全力で取り組みました。

3年次以降は、2年次までの学びを発展させながら、学外での活動を通じて実践力を高めました。ゼミナールでは、名城大学女子駅伝部の栄養管理を担当。体重のコントロールや貧血など、個別の課題に対応しながら、寮や合宿先、遠征先で、献立作成や調理、栄養相談・指導に取り組みました。また臨地実習では、多様な診療科を備えた病院で、ICU(集中治療室)や緩和ケア病棟に入院されている患者さんの栄養管理、NST(栄養サポートチーム)業務を学びました。患者さんの命を支える管理栄養士の責任の大きさ、専門性の高さを再確認できたことで、「病院で働きたい」という意識が高まり、就職活動を迷いなく進めることができました。そして4年次からは国家試験対策もスタート。名古屋学芸大学ならではの「全員で合格するぞ!」という一体感のある雰囲気のなかで、仲間と支え合い先生に励まされながら集中して勉強に取り組めました。

名城大学女子駅伝部サポート(3〜4年次)ゼミナールの研究活動で、19人の選手の栄養管理を担当。「半数近くの選手が貧血気味」という課題を、献立を工夫して改善しました。全国大会で目標だった優勝に貢献できたことが何より嬉しかったです。
全員合格をめざす国家試験対策(4年次) 4年次の春から始まる対策講座は、科目別にポイントを押さえ、効率的に学べました。夏からは毎月模試を受け、苦手な科目は補講で学び直すことで克服することができました。

※掲載内容は在学時に取材した2023年2月末現在の情報です。

めざすのは、 身体もこころも元気になる食事。 あらゆる患者さんに対応できる、 知識とスキルを学びました。
Story 02
[取得資格]
  • 管理栄養士
  • 栄養士
  • 食品衛生監視員(任用資格)
  • 健康食品管理士
  • 家庭料理技能検定2級
1年次

食と栄養、人体のしくみ、調理など、管理栄養士の基礎を幅広く学びました。

1年次は、食と栄養の人体への影響に関する基礎を学びました。私は食べることや料理をすることが好きで管理栄養士をめざしたので、食後に身体のなかで食べ物がどう変化し、どう作用するのかを学ぶのは新鮮で、興味深かったです。調理実習はつくり方を学ぶだけでなく、食材の切り方や調理法の栄養学的な意味、おいしさを科学的に分析した出汁の取り方なども学び、管理栄養士に必要な知識の広さと深さに驚きながら学習を進めました。

東日本大震災復興ボランティア 宮城県南三陸町でホームステイをしながら、健康イベントや名古屋名物の料理教室を企画しました。被災者の方々に、食を通した交流を楽しんでもらえたのがうれしかったです。
2年次

臨床栄養学や大量調理など、現場を見据えた授業で実践力を養いました。

2年次になると、管理栄養士の仕事を見据えた授業が増えました。「臨床栄養学」では疾病や症状別に、「応用栄養学」では年代別に、必要な栄養素やその役割を詳しく学習。「基礎栄養学実験」では、異なる餌を与えた2匹のラットの血液や糞を採取し、身体への影響の違いを調べました。また、「給食管理実習」では学食ランチ100食の調理と販売に挑戦。栄養価、おいしさ、見た目、価格などの条件を満たす献立作成や、大量調理のノウハウを学びました。

オーストラリア研修 1ヵ月間、現地の食習慣や、病院や施設で働く管理栄養士の仕事内容を学びました。ホームステイ先では、お互いの国の料理を一緒につくり、食を通じた文化交流を楽しみました。
3~4年次

医療現場や実社会で、学んだスキルを力試し。国家試験対策にも取り組みました。

3、4年次は、臨床栄養領域を中心に学内外で学びを深めました。3年次の臨地実習では、急性期病院で献立作成や栄養指導などを経験。その際、他の医療スタッフとチームで治療にあたるNST(栄養サポートチーム)の業務に魅力を感じ、就職活動ではNSTのある医療機関を志望しました。またゼミナールでは、蒲郡市と連携して「健康支援型配食サービス」の企画に取り組み、実施に向けてプロジェクトを進めることができました。

料理コンテスト(3年次) 学んだ知識で誰かの役に立てればと「第6回食物アレルギー対応食 料理コンテスト」に同級生と2人で挑戦。卵や小麦粉を使わないケーキを考案し、学生の部で優秀賞をいただきました。
国家試験対策(4年次) 国家試験対策講座は4年次春から始まり、科目ごとに要点を押さえながら効率的に学べました。夏からは模擬試験が毎月行われるので、自分の理解度を確認しながら、過去問題を中心に対策を進めました。

※掲載内容は在学時に取材した2022年2月末現在の情報です。

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